雪街音楽メモ

聴いた音楽、気になった音楽、音楽の話題など、音楽のある日常を書きました。

ラフマニノフ「ヴォカリーズ」Op.34, No.14

セルゲイ・ラフマニノフ(1873〜1943)の歌曲「ヴォカリーズ」Vocalise メモ

  • ソプラノまたはテノールのための歌曲集「14の歌曲」作品34の終曲。
  • 原曲は嬰ハ短調
  • 1915年に作曲者自身により改訂。
  • 「ヴォカリーズ」はラフマニノフと同年の生まれのロシアのソプラノ歌手、アントニーナ・V・ネジダーノヴァ(1873〜1950)に献呈されている。
    • 初演は1916年、改訂版を用いてネジダーノヴァとラフマニノフ自身のピアノによって行なわれた。
  • ヴォカリーズとはフランス語で「母音歌唱」。
    • 「アー」といった母音のみで通して歌い、歌詞はつけない。


参考

No.297 ラフマニノフ ヴォカリーズ (Kleine Partitur)

No.297 ラフマニノフ ヴォカリーズ (Kleine Partitur)

濱田滋郎氏の解説。このスコアには

の3種の版が収録されている。

ほか