雪街音楽メモ

聴いた音楽、気になった音楽、音楽の話題など、音楽のある日常を書きました。

デアゴスティーニ『隔週刊 日本のうた こころの歌 〜明日へ残したい名曲選〜』 第2号 赤とんぼ

▼この歌をひもとく
赤とんぼ ♪夕焼小焼の赤とんぼ
"負われ"たのは誰の背中か、"姐や"とはどんな人だったのか。
作詞者・三木露風が姐やに見た母の面影。

▼懐かしの歌をうたう
七つの子 ♪烏なぜ啼くの烏は山に
あの町この町 ♪あの町この町日が暮れる
小さな木の実 ♪小さな手のひらに一つ
虫のこえ ♪あれ松虫が鳴いている
通りゃんせ ♪通りゃんせ通りゃんせ
里の秋 ♪静かな静かな里の秋
遙かな友に ♪静かな夜更けにいつもいつも

▼ゆかりの地を訪ねて
野口雨情 1/茨城県北茨城市
雨情の詩想をかき立てた豊かな風土。海と山、そして温泉。

▼歌への想い
小林亜星(作詞・作曲・編曲家)

▼世は歌につれ
戦後 2
焼け跡に流れる復興の歌声

de-club.net

第1号については

またまたコストパフォーマンスの良い、泣ける第2号

20分強の8曲入りCDと、30分強の10曲入り「名曲カラオケCD」、どれもとても質の良い演奏で収められていて、990円。1号(id:galanthus:20090122:1232613607)、2号と続けて買わせる戦略なのだろうけれど、1号の290円から通常定価の990円に跳ね上がっても第2号はまだなおコストパフォーマンスが良いと思う。
個人的にはこの号の歌は「小さな木の実」以外はどれも子供〜神戸時代の思い出があり*1、それらのエピソードが思い浮かばれて正直、ほろりと来てしまった。「カラオケCD」のほうもノスタルジーたっぷりだった。自分などはまだまだ思い出に浸るには早いと思うのだけれど。

収録曲

名曲カラオケCD
  • 故郷(1号掲載)
  • 埴生の宿(1号掲載)
  • 赤とんぼ(2号掲載)
  • 七つの子(2号掲載)
  • 浜辺の歌(3号掲載)
  • われは海の子(3号掲載)
  • 仰げば尊し(4号掲載)
  • 夏は来ぬ(7号掲載)
  • 揺籠の歌(8号掲載)
  • 冬の歌(8号掲載)

※「赤とんぼ」以外はCD収録分からヴォーカルを抜いて演奏とコーラスのみ残しカラオケにしたもの、と思われます。「赤とんぼ」は、収録分とは異なる編曲で、ピアノ伴奏ですが2番の後に間奏が入っていました。

*1:それに「遥かな友に」は神戸大学マンドリンクラブの演奏会最後に必ず演奏する曲なのだった(id:galanthus:20081221:1229865948)。

*2:wikipedia:里の秋…この歌を(大人の)川田正子さんの歌声で聴けたのも思いが深くなる。