雪街音楽メモ

聴いた音楽、気になった音楽、音楽の話題など、音楽のある日常を書きました。

「和音」の演奏について考える

三國正樹氏のブログから。

「アルペジョで書かれていない和音をアルペジョで弾くという私の癖についていえば、音楽評論家たちをいらいらさせるためにわざとやているのではないと強調しておきましょう。私は和音の縦割りの音ひとつひとつの要素が曲の中でそれぞれ特定の重さを持つということを伝えるためにやっているのです。

http://m-mikuni.cocolog-nifty.com/column/2008/11/post-2108.html

上記はグレン・グールドの言葉。ほか、全体に大変参考になった。

  • 楽器の特質を生かした和音演奏(チェンバロの例があげられている)
  • 和音の一音ずつをきちんと分析的に考えたい
  • 深く作品を学んだ上で音を出すように……

そのためにはわたしにとってはまず技術的にクリアしなければならないことも多いけれども、意識はしていたいなと思う。